造形でアーティストとして大成して有名になりたい！夢があっていいですよね！でも一番大事なのは造るのが好きなこと！

粘土原型は重要な造形の作業

造形で有名なアーティストになる。こんな言い回し自体に、ハウンテッド社長米塚(Yonetaro)は少し違和感を抱いています。恐らく造形にアーティストなんて言葉を足さなくても「造形作家」という呼び方が一番しっくりくると感じているからでしょう。

「職人になれ」東京造形大学彫刻科に在籍していた頃、ハウンテッド社長米塚(Yonetaro)が一番耳にした夢も希望も無く感じた大嫌いな言葉でしたが、今ではその重要性を痛感し「金言」として胸にシッカリ刻んでおります。

造形物の最後の仕上げ作業

造形の仕事に関しての歴史は古く1950年にはFRPのマネキンが日本でも作られ、前回の大阪万博の開催された1970年には多くの造形物が各パビリオンに作られた以降も、数々のアミューズメント施設でも多くの造形会社及び造型師が腕をふるい完全に社会に根付いてきていた歴史があります。

1980年代から日本で認知され始めた特殊メイクから派生して造形の仕事を主軸にすえたハウンテッド社長米塚(Yonetaro)は、この先人達の造形の仕事ぶりの凄さに最大限の敬意を抱き続けて精進を続けています。

造形の仕事はプロとしてキッチリこなし、商業ベースで稼いだ分を自分の造形のアーティスト活動に充てる・・・造形の仕事でお会いした美大の先輩達はこのスタイルで、ビジネスとして造形の仕事に向き合い、アーティスト活動として自分の作品造りに時間を割き、作品ができ上がったら出展したり自ら個展に出したり・・・このスタイルが良く見受けられました。またそれを愚直に続ける姿が真のアーティストと言えるのではないでしょうか？